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親知らずの抜歯

親知らずとは

みなさん、大人の歯は全部で何本あるかご存知でしょうか?大人の歯は上下それぞれ16本合計32本あります。その中で一番奥にあるのが親知らず(第3大臼歯)です。
通常は18歳から25歳ぐらいで生えてきますが、現代では顎が小さい人が多いため、正常に生えている人はとても少なくなっています。
歯の一部が少しだけ生えている(半埋伏)人や、顎の中に完全に埋もれている人もいます(完全埋伏)。
下顎の親知らずは斜めになったり、真横になって生えていて、ひとつ手前の奥歯(第二大臼歯)にぶつかっていることがよくあります。

こんな症状はありませんか?

図1

    • 親知らずが生えてきた
    • 歯の頭が少ししか見えない
    • 歯ぐきが腫れて痛い
    • ものがよくはさまる
    • 親知らずがみがきにくい
    • 親知らずが虫歯だといわれた
親知らずはなぜ抜かなければならないのですか?

親知らずに異常が無ければ、もちろん何もする必要がありませんが、最近ではあごの骨格の変化の関係で、きちんと萌えない方が多く、上記のように虫歯になったり、痛みが出たりしたして、抜歯を行うことが増えてきました。特に隣接している歯と密着している場合があり、親知らずの影響を受けて虫歯になったりすることもありますので、歯全体のことを総合的に考えて、必要な場合にのみ抜歯を行います。

下あごの親知らずのイメージ図

 親知らずはどうやって抜きますか?
  1. 歯の周りなどに局所麻酔をします。
  2. 親知らずの周りの歯ぐきを少しひろげます。
  3. 歯の周囲の骨を少しとることがあります。
  4. 歯を削って小さくして、取り出しやすくします。
  5. 親知らずを取り出します。
  6. 歯をとった部分をそうじして、食塩水で洗浄します。
  7. 傷口を閉じて、ガーゼを咬みます。
  8. 血が止まったのを確認して終わりです。
抜歯後について

親知らずの抜歯後の痛みについて不安がある方は多いと思います。抜歯後1~2時間で麻酔が切れてきます。予め痛み止めの飲んでおくことで、痛みは和らげることができます。痛み止めは定期的に決められた量を飲んでいただくことをお勧めいたしますが、どうしても痛みが我慢できない場合ことがあります。その際は予め薬の量についてご指示いたしますので、その指示に従って追加の服用をしてください。

もちろん喫煙やアルコールを飲むことは避けてください。

親知らずの抜歯などを希望される患者様へ

当院にて親知らずの抜歯を希望される皆様へお願いです。

初診にてご来院された当日に抜歯や処置をご希望される場合には、あらかじめWebにてご予約頂き、「当日の処置をご希望」の旨をご連絡頂けますと円滑に診療が可能です。どうぞ御協力のほどよろしくお願い申し上げます。

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